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なぜ姿勢って悪くなってしまうのだろう?
姿勢が運動において極めて重要であることは、これまで述べてきたとおりです。
では、そもそも姿勢ってなぜ悪くなってしまうのでしょう?
(これにしっかり答えられるあなたは相当凄いと思います!)
答えを明かしてしまいますと、これには明確な一つの答えがある訳ではありません。
いろんな要素が複合的に重なって、姿勢はどんどん悪くなってしまいます。
これを我々は姿勢悪化の「負のらせん」と言っています。

その要素を今から明かしたいと思います。
そのらせんのスタート位置にある要素は二つです。
① 正しい姿勢を知らずに育ってしまう
さて、みなさま「正しい姿勢をせよ」と言われたときに、自信をもって正しい姿勢をとれるでしょうか?
少なくとも私は、そういう知識を得るまでは自信ありませんでした。
また、子どもの頃に母親から「きちんとした姿勢を取れ」と指示されていたその姿勢は、反り腰という悪姿勢でした。。。
そう、殆どの人は正しい姿勢を知らないままに育ちますし、それが普通なのです。
② 楽だから!
実は正しい姿勢を取るのは(最初は)しんどいのです。
少し専門的なことを言います。
カラダを真っすぐ伸ばすためには、本来お腹の筋肉を使って腹圧を高める必要があります。
しかし、それはしんどいので、身体が自然とサボろうとします。
具体的には、腰を反ることでお腹をつぶし、その圧迫により腹圧が高まって姿勢維持が出来て「しまう」のです。
でも、その楽さが傷を広げてしまう要素になります・・・

それら2つの要因が重なることで、日常の中で一見すると楽な姿勢を取ることが増えます。
これが少しの間なら問題ないのですが、常態化するとアウトでしょう。
常態化してしまうと、その後その悪癖に合わせる形で筋肉のバランスが崩れていきます。
また、本来体を支える役目をする体幹が使われないので、体幹が弱まってしまいます。
その結果として骨格の位置がずれ、姿勢がより悪化し、正しい姿勢がより取りづらくなっていきます。
これが姿勢悪化のらせん、負のスパイラルです。
少し専門的なお話をしましたが、いかがでしたでしょうか。
まずは「正しい姿勢」は何かをしっかり理解することが解決への一歩目となります。
ぜひ、デルタスポーツで正しい姿勢を理解し、姿勢を直していきましょう。
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